1.無料ソフトでも、オープンパスワードの設定が可能なソフトはありますが?
オープンパスワードの場合、パスワードを知っている人はそのファイルを開くことができます。しかし、一部のページは無料で読ませ、残りのページはパスワードを知っていないと開くことができないというようなことはできません。
弊社では、この「一部のページにパスワード」機能の御利用方法として、下記のようなケースを想定しています。 想定されるご利用方法1: 機密事項を含むページのみは、権限のある社員のみ閲覧を許可させたいが、ファイルを2種類準備するのは面倒すぎるし、間違いの元だから、一ファイルで実現したい。 想定されるご利用方法2: 有料レポートを販売したいが、無料で閲覧できるページも準備して、無料サンプル的な利用法にして、パスワードを入力すれば、残りのページも閲覧できるようにさせたい。 2.WEBサーバでの利用以外の目的で利用できますか? たとえば、有料レポートの販売に利用したいのですが?
可能です。AJモードのステップ1の「ブラウザ上でのみ閲覧を許可する。ブラウザ上以外で閲覧されていることを検出した場合、ファイル(文書)を閉じる」のチェックを外し、「プロトコルをチェックする」は「チェックしない」もしくは「http://やhttps://の場合、エラーにする。(ファイルサーバなどでの御利用の場合。)
」にチェックしてください。次に、「ホスト名(≒ドメイン)をチェックする」の設定を「チェックしない」にしてください。
1ページ目と2ページ目のみ無料(お試し)で読ませて、3ページ目以降は購入してもらってからでないと読むことができないようにできます。その場合に御注意点としましては、
3.PDF形式の有料レポートを販売する際、ユーザーごとにパスワードを変えたいです。
可能です。バッチ処理にも対応していますが、一つずつパスワードを変えることも可能です。
4.「このドキュメントにはフォームが含まれています。フィールドをハイライト表示」と表示されます。
PDFファイルにリンクする際、「<a href="hogehoge.pdf">PDF</a>」のように普通にリンクすると、「このドキュメントにはフォームが含まれています。フィールドをハイライト表示」と表示される場合があります。このような場合、PDFファイルにリンクする場合に、「<a href="hogehoge.pdf#messages=0">PDF</a>」としていただくと、ご指摘のようなメッセージが表示されなくなります。
なお、HTMLモードと併用されている場合には、このメッセージが表示されることはありません。 5.PrintScreenキー対策と併用すると、パスワードの入力ができません。
AJモードの設定時に「必ず読んでいただきたい御注意」というリンクがあったかと思います。そこにも書いてありましたように、PrintScreenキー対策を行うと、キー入力ができなくなります。そのため、PrintScreenキー対策を併用される場合は、あらかじめパスワードをクリップボードにコピーしておいて、右クリックから貼り付けという手順を取っていただく必要があります。また、そのようにエンドユーザーにあらかじめ周知していただくか、パスワード入力を促す文言にその旨のメッセージを含めていただく設定にしていただく必要があります。
6.スタンドアローン版にはありますが、通常版にはこの機能はないのですか?
はい、申し訳ないですが、Acrobat Professional版が別途必要なAJモード通常版には、2013年1月15日現在、まだ移植しておりません。本機能が必要な場合には、スタンドアローン版を御利用ください。
7.設定したパスワードを忘れました。
申し訳ありませんが、もう一度、オリジナルのファイルから加工しなおしてください。
8.正しいパスワードを入力しているはずなのに表示されません。
原因は分かりかねますが、以下のことをご確認ください。
9.Google Chromeでアクセスすると、「IEかFirefoxでアクセスしてください。」と表示されます。
Google ChromeのChrome PDF Viewerでのアクセスを許可すると、保存対策の強化機能を利用できなくなり、特にこの「一部のページにパスワード」機能を使っている場合、一部の環境からのアクセスに対して重大なセキュリティ上の問題が発生するため、Google Chromeの場合、Chrome PDF Viewerを無効にして、Adobe Readerを有効にしていただく処理が必要になります。
10.ページごとにパスワードを変えたいのですが・・・。
ページごとにパスワードを変えて、レベル1の機密事項には「パスワード1」を、レベル2の最高機密事項には「パスワード2」をということは技術的には可能ですが、そのようになっていません。御承知ください。
一ファイルにつき、全てのページのパスワードは共通です。どのページでパスワードを入力しても、正しければ、全てのパスワード制限ページのコンテンツが表示されるようになります 11.一度パスワードに正解したら、2回目以降はパスワード入力が省略されるようにしたいのですが・・・。
申し訳ありませんが、現在の仕様では、そのようになっていません。開くたびに、毎回パスワードを入力してもらわないといけない形になります。
12.この「一部のページにパスワード」機能を使う関係で、ステップ3の「保存機能の強化」機能を利用するようにすると、Google ChromeのデフォルトのPDFビューアである「Chrome PDF Viewer」でのアクセスができなくなります。これは痛いです。
申し訳ありません。どうしても「一部のページにパスワード」機能を利用しつつ、Google ChromeのデフォルトのPDFビューアである「Chrome PDF Viewer」もサポートされたい場合は、サポートに御相談ください。リスクはありますが、そのリスクをご了解の上であれば御利用いただける方法が全く無いわけではないです。リスク及び、そのリスクを軽減する方法などを説明させていただきます。
13.IMEがどうしても全角モードになります。
PDFファイルを表示する前にIMEを半角英数モード(A)にしていても、PDFファイルが表示され、パスワード入力欄にカーソルを合わせて入力しようとすると全角モード(あ)になっているということだと思います。
パスワード入力欄にカーソルを合わせてから半角/全角切り替えボタンなどで半角英数モードに切り替えていただいた場合はOKです。 ただし、英数字などは全角で入力されても自動で半角に変換しますので、基本的には全角半角は意識してもらわなくても良いです。 また、エンドユーザー側でのパスワードの入力ミスによる問い合わせの増大・混乱を避けるためにも、パスワード入力欄に「****」形式で表示しないように設定していただくのも一つの手かもしれません。 14.パスワードを入力できる期限を設定したい。
そのものずばりの機能は準備していませんが、有料オプションの「閲覧期限の設定機能」と併用していただくと、ファイル自体が一定期日以降は開けなくなります。
15.「フォーム情報を保存できません」のような警告メッセージが表示されます。
Acrobat(Standard版やProfessional版)ではなくて、閲覧専用のAdobe Readerで閲覧されている場合、右のような警告ダイアログが表示されることがありますが、異常ではありません。 「以後、表示しない」のチェックボックスにチェックを入れていただくと、以後は表示されなくなります。 |