● Firefox 19以降でのPDF表示の問題について

Firefoxバージョン19(2013年2月19日頃リリース)以降、PDFファイルの表示が大きく変わりました。それまでは、Adobe® Readerなどの外部プラグインを通してPDFファイルは表示されるようになっていましたが、バージョン19以降、デフォルトで、pdf.jsという内蔵のPDFビューアが有効になりました。黒いツールバーが特徴です。

ただ、pdf.jsは、セキュリティこそAdobe® Readerよりも安全とは言えるかもしれませんが、性能的には発展段階にあり、さまざまな不具合を抱えているというのが現状です。

1. pdf.jsを無効にして、今までどおり、Adobe® Readerで閲覧するようにするためには、どのようにすべきですか?

2.pdf.jsで閲覧している場合のみ、「pdf.jsを無効にしてAdobe® Readerを有効に戻す方法について」の案内ページにリダイレクトさせたいのですが、そのようなことは可能でしょうか?
はい、HTMLモードを併用されている場合、pdf.jsで閲覧しているケースでは、エラーページに転送され、設定変更を促すページにリダイレクトされるようになっていますので、お客様に何かをやっていただく必要はありません。AJモード単独の場合は難しいです。

3.(HTMLモードとの併用時)Mac版Firefoxでアクセスすると、文字化けしたり、テキストの一部が欠落します。レイアウトがぐちゃぐちゃになります。
PDF No Save AJモードで加工したから文字化けするなどということは普通考えられないため、Mac版Firefoxでのみ起こる現象であれば、pdf.jsの影響であろうと思われます。サポートに御相談ください。

4.pdf.jsには印刷禁止の設定を無視するバグ(仕様)があり、困っています。PDF No Saveを利用すれば解決しますか?
はい、AJモードで加工したPDFファイルの場合、印刷しても印刷できるのは、「Acrobat JavaScriptを有効にしてください。」というエラーメッセージのみとなります。HTMLモードを併用していただくと、より効果的にFirefoxのpdf.js対策が可能になります。